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辻(つじ、琉:チージ)は、沖縄県那覇市の地名。辻一丁目から辻三丁目まである。辻は風俗街としての性質を担っており、太平洋戦争(大東亜戦争)中の空襲で焼失するまで、郭所(遊郭)として栄えた。郵便番号は900-0037〔日本郵便 郵便番号検索 〕。 == 概要 == 沖縄県庁舎、国際通り方面から見て、国道58号を挟んで西部に位置し、西・久米・若狭と隣接し、東を若狭大通り、西を沖縄ガス通りとする一帯である。近隣地域は歓楽街の様相を呈しているが、辻自体は風俗街としての要素が強い。太平洋戦争(大東亜戦争)中の空襲で焼失するまでは郭所(遊廓)として栄えた。地域内は一丁目と二丁目と三丁目とに分かれており、那覇市の都市計画では地内は商業地域に割り当てられている〔都市計画情報提供システム(那覇市)〕が、市営住宅や老人福祉施設もあり、小学校学区は那覇市立天妃小学校である。また、若狭との境目近辺には波上洞穴遺跡、セーコージヤマ遺跡などが存在する。 辻二丁目はソープランドを初めとした風俗店、ラブホテルの目立つ地域となっており、沖縄の夜遊び・性風俗情報誌で「泡店」として掲載されているものだけでも40軒前後にのぼる〔『月刊おとなのトレンディー』(トレンディー出版)の掲載店舗一覧表による。Vol.184(2006年4月号)では「泡店」37軒、vol.238(2010年10月号)では「泡店」43軒。『沖縄県警察史 3』によれば、1988年の「個室付き浴場」は30件である。なお、『沖縄の女たち』(1996年)によれば、沖縄県のトルコ風呂の数は全国で第10位である。〕〔辻の若干北部に位置する前島にはピンクサロンが、松山ではキャバクラが多く見られる。ちなみに那覇市内では他に栄町が、沖縄本島中部ではコザに近い吉原が色町とされている。〕〔『沖縄ナンクル読本』 p.242 -、〕。 なお、「辻」の字は当て字であり、標準的な日本語で言う所の辻の意味は全く持ち合わせていない。つじ、チージは、琉球語で「頂き」「高所」などを意味する言葉である〔『情話』p.18、『ひたすら歩いた 沖縄みちばた紀行』 p.55 - 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「辻 (那覇市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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